一般の人が税理士事務所に仕事を依頼する機会はあまりないので、どういった業務を行っているかわからないという人も多いことでしょう。
税理士は、税務関係のスペシャリストであり、試験では幅広い税務科目が問われることになります。
しかし、開業後はそれぞれ、事務所ごとに得意分野を持って仕事をしている事務所も多く会社の経理関係の仕事をしていたり、一般の方から相続税に関しての相談を受けているような先生もおります。
仕事として主に:税務書類の作成をしていることが多く、確定申告の手続き代理をしている事務所などは、個人事業主などは相談することができるでしょう。
ホームページを持っている事務所も多く、業務を紹介していることが多いので、自分が相談したい内容に応じて税務書類作成をお願いする事務所を探すことができます。
ミスや申告漏れなどが発生してしまうと後々手続きがややこしくなることがあるので、事前に税理士に相談をしておくほうが確実で安心です。
税理士の主要な仕事内容の一つに、個人事業主や中小企業の経営者などに対する税務相談が挙げられます。
日本の税制は非常に複雑であるため、国家試験を通じて税務に関する専門家として認定を受けている税理士のもとには、確定申告の時期を中心としてたくさんの相談がよせられます。
これらの相談に対して、法令や通達などを根拠にして適切なアドバイスをするのが税務相談と呼ばれる業務です。
税理士は税務相談によって報酬を受け取ることができますが、30分で5千円程度が相場であり、たくさん相談を受けたとしても事務所の経営を維持しているだけの収入を得ることは極めて難しいです。
税務に関する相談を受ける場合は、相談相手を税務関係の書類作成の代理や、税務申告の代行、顧問業務などといった他の業務の顧客にすることを目指しましょう。
顧客獲得のためには、アドバイスの内容は的確なものにすることだけでなく、事務所に訪れた相談者に対して誠実に応対することも重要といえるでしょう。
Last update:2018/8/10